Published
Thu, Mar 29, 2018, 01:00
- iOS用アプリは特別価格で4.99米ドル。
MoogがMinimoog Model DのiOS用アプリを発表した。
同アプリは64ビットのiOS用デバイスに対応しており、特別価格4.99米ドルで発売される。このアプリは1970年にリリースされたModel Dのオリジナルの回路や外観を踏襲しているが、新機能として4音ポリフォニーやアルペジエーター、ルーパー、ピンポンディレイ、またBenderと呼ばれる、広帯域のステレオ周波数のモジュレーションエフェクト用モジュールが搭載されている。AUv3対応で、DAW上のインスタンスを使用することができる。Ableton LinkやMPEにも対応済み。
ハードウェア版のMinimoog実機は3千米ドルとかなりの高価格帯の機材として知られているだけに、製造者側のコストの安いものも選択肢として提供したい意向が伺える。Arturiaは2013年にiPad版のMinimoogをリリースしており、また同じ頃にはBehringerがわずか 299米ドルでMoogのサウンドが出せるクローン機をリリースした。Moogはその流れを受けて、2016年に新しいハードウェア版Minimoogを発表している。
Minimoogアプリのプロモビデオは以下から視聴可能。
The Minimoog Model DiOS用アプリは発売中。