MoogがMinimoog Model Dの生産を再開

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    Wed, Jul 27, 2016, 09:45
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    Resident Advisor
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  • 伝説のシンセサイザーが30年振りに復活。
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  • Minimoogが、Model Dの生産を再開する。 1970年に初登場したModel Dは、KraftwerkからFunkadelic、Dr. Dreまで様々なスタイルの音楽に多大な影響を与えたシンセサイザーだ。今回登場する新バージョンは、毎月生産台数限定での発売となる。Moogによると、オリジナルの部品配置やスルーホールデザインはそのまま再現するとのこと。また、オリジナルのサウンドエンジンやオーディオ信号の回路に変更はないが、復刻版の鍵盤はベロシティ対応となるほか、MIDI出入力やCV出力、ゲート、ピッチ、2波形(三角波、矩形波)のアナログLFO、そして、Moogが「オリジナルのマシンよりも厚みがあり、ハードなサウンドを生成可能」だと説明する“ミキサーオーバーロード”機能が追加される。 尚、海外では既にMinimoog Model Dの予約受付がスタートしており、価格は$3,749となっている。日本国内での発売時期や販売価格に関しては未定だが、40万円前後になることが予想される。
RA