Published
Mon, Aug 10, 2015, 10:16
- 凍結されていたレーベルへのロイヤリティは今週支払い予定。
Beatportが、親会社であるSFX Entertainmentの買収によって凍結されていたレーベルへのロイヤリティを今週中に支払うと見られる。
大手オンライン・エレクトロニックミュージック・ストアBeatportは、支払いが滞っていたレーベルに支払いの見通しがたったことを知らせると共に、次のようなメールを送信している。「今回の支払遅延によって、クリエイティブ・コミュニティの皆さん、特にエレクトロニックミュージック・カルチャーにおける活力源であり、2004年の設立以来Beatportのパートナーで居続けてくれたインディペンデント・レーベルやアーティストの皆さまにご迷惑をおかけしてしまい、深く反省し、お詫び申し上げます。」
今回の騒動は、先週末Beatport側から第2四半期のロイヤリティの支払いが滞っていると知らされたレーベルオーナー達が、この事実をソーシャルメディアで公表したことがきっかけとなり明らかとなった。更にその後、インディペンデントレーベルを差し置き、メジャーレーベルにはロイヤリティが支払われていたことも発覚した。Beatport側は次のように主張している。「メジャーレーベルや、Beatportの新たなストリーミングサービスと契約したレーベルを含むいくつかのクライアントへの支払いは、（非上場化の）手続きが進められる前に完了したものです。支払いに優先順位があったわけでは決してありません。」