Published
Mon, Jan 29, 2018, 08:41
- スウェーデンのメーカーから、ビート作成用サンプラーPO-33 K.O!、ボイス・エフェクトサンプラーPO-35 speakが2月に発売。
スウェーデン・ストックホルムのシンセサイザーメーカーTeenage Engineeringが、同社のポケットサイズのシンセサイザー製品シリーズpocket operatorの新機種、PO-33 K.O!とPO-35 speakを発表した。
ビート作成用サンプラーPO-33 K.O!は、レコーディング用マイクと40秒のサンプル・メモリーを搭載するマイクロ・サンプラー。ライン入力または内蔵マイクで様々なサウンドをサンプリング可能。メロディック・モードではクロマティックにメロディを演奏し、ドラム・モードではワンショット・ドラムとして演奏することができる。シーケンスに加え、エフェクトをかけることもできる。
ボイス・エフェクトサンプラーPO-35 speakは、サンプルした声に、異なるキャラクターとフレーズをつけるボーカル・シンセサイザー／シーケンサー。8つの異なるボイス・キャラクターを備え、内蔵マイクで自分だけのフレーズをレコーディングしたり、声をその場で録音し、まったく別のキャラクターに作り変えることができる。演奏して、シーケンスを組んで、エフェクトをかけたり、さらにドラムを重ねることも可能。
どちらも単4電池2本の電池駆動、内蔵スピーカー付きで、3.5mmオーディオ入出力も備え、さまざまなシチュエーションで手軽に使用することができる。
また、pocket operatorシリーズにはジャムシンク機能があり、今回発売の新製品と、同社の現行製品ドラムマシンPO-32 tonicと組み合わせることで、ヴォーカル、ビート、ドラムというジャム用のセットアップが揃う。
Teenage EngineeringのPO-33 K.O!、PO-35 speakは2月14日発売予定。価格はどちらも税込11800円。