Pioneer DJがTORAIZ AS-1を発表

  • Published
    Mon, Jan 23, 2017, 03:53
  • Words
    Resident Advisor
  • Share
  • Dave Smith Instrumentsとの共同開発によるモノフォニック・アナログ・シンセサイザーが3月に発売。
  • Pioneer DJがTORAIZ AS-1を発表 image
  • Pioneer DJが、モノフォニック・アナログ・シンセサイザーTORAIZ AS-1を発表した。 TORAIZは、音楽制作を中心としながら、高い演奏性を持たせることでライブパフォーマンスやDJプレイにも取り込むことができる電子楽器商品ブランドであり、同社はその第1弾モデルとして、スタンドアローン型サンプラーTORAIZ SP-16を昨年8月に発売した。TORAIZシリーズ第2弾となるTORAIZ AS-1は、SP-16同様Dave Smith Instrumentsとの共同開発によるもの。Dave SmithのフラッグシップモデルProphet-6のアナログ・ディスクリート回路をベースにした本機は、三角波、ノコギリ波、矩形波の連続可変が可能な2基のVCOを搭載し、そこで生成された複雑な倍音成分を持つ波形はProphet-6と完全に同じ2基のVCF(自己発振が可能な4ポール・レゾナント・ローパスフィルターと2ポール・レゾナント・ハイパスフィルター)によって劇的に変化する。シンセシス・エンジンは2VCO、2VCF、1VCA、2EG、1LFOで構成されており、その全てのパラメーターの設定はプログラムとして本体に保存することができる。また、フルプログラマブルであることを活かし、495種類のファクトリー・プリセット・プログラムと、プログラムごとに独立した64-STEP SEQUENCERのパターンを内蔵。そして、タッチパッド式のKEYBOARDやSLIDERと、SCALE MODE、64-STEP SEQUENCER、ARPEGGIATORといったパフォーマンス機能を組み合わせることで、直感的なフレーズ作りや多彩なライブパフォーマンスを実現する。更に、TORAIZ AS-1をTORAIZ SP-16とMIDI接続した上で、TORAIZ SP-16と同社DJ機材とLAN接続する事で、BPMを連動させたハイブリッドセットアップを組むことが可能だ。 以下でTORAIZ AS-1のプロモーションビデオをチェック。
    Pioneer DJは、TORAIZ AS-1を2017年3月に発売予定。
RA