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Ultra Japan 2018 - Day 2

    • Event /
      Ultra Japan 2018
    • ヴェニュー /
      Odaiba Ultra Park

    • 開催日 /
      Sat, 15 Sep 2018
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    Ultra Japan 2018 - Day 2 Ultra Japan 2018 - Day 2

    Resistanceステージは最終的に多くのクラウドが集まり、ダンスフロアと化した。

    Ultra Japan 2018 - Day 2 東京のお台場ULTRAパークで開催された本年度のUltra Japanは、少なくとも日曜日の内容については、あらゆるものを少しずつ詰め込んでいるが、そのどれもが不十分といった感じだった。複数のステージが隣接して設置されていて、どれか1つにフォーカスするのが難しい。ただ、メインステージだけは独立し、他から離れた程よい距離の場所にあって、フェスティバル側の狙いは明白だった。Resistanceステージは最も興味を惹くステージで、Sven VathにNastia、そして突如キャンセルとなったJackmasterと、音楽的には一番面白いステージのように思えた。

    Resistanceステージに行く前に、好奇心もあってメインステージをちょっと覗いてみることにした。メインステージはゆうに20m以上の奥行きがあり、目眩がするほど凄まじい照明とスピーカーに囲まれた中央には半円状のDJブースがあった。ステージ全体のサイズと比べると小さく感じるほどだ。この日のメインステージのテーマはマッシュアップだったのだろうか。一日中、Alice Deejayの”Better off alone”や、映画『ブレイド』のクラブシーンにも使われたことで知られる、New Order”Confusion”のPump Panel Reconstruction Mix、そしてChemical Brothersの”Hey Boy Hey Girl”のEDMリミックスが、別のDJ達によって何度もプレイされ、Eurythmicsの”Sweet Dreams”もヴァージョン違いで何度もプレイされていた。まさに(歌詞の)”Everyone’s looking for something(誰もが何かを探し求めている)”状態なものの、結局同じものに行き着いていたようだ。それがコマーシャル・ミュージックというものなのかもしれない。








    僕と同行者は、別の”何かを探し求め”てResistanceステージに戻ることにした。Resistanceステージはメインステージに比べて随分小さく、華々しいEDMの世界から離れたチルな雰囲気の小島にいるように感じた。会場の隅にある、このコンクリートのフロアでは、まだ外が明るいうちからライトショーが続いていた。僕らが着いた頃にはDrunken Kongがプレイしていた。続くOsamu MはLen Fakiスタイルの脈打つようなテクノを午後4時ごろにプレイしたが、盛り上げるにはちょっと時間が早すぎたようだ。結局、来た観客のほとんどがフロア内を彷徨ったあと、座りこんで日差しを楽しみ、髪型を整えたり、ステージの近くにあるInstagramのブースや他の広告ブースで遊んでいた。

    暗闇がやって来るまでにはまだ時間がある頃、Nastiaがついにパーティーをスタートした。Nastiaは先のDJと同じ位ハードにプレイしていたが、暗くなって照明がすべて点灯したこともあり、やっと本当の意味でのパーティーが始まったように感じた。アシッドな盛り上げ曲で観客の数も瞬く間に増え、ようやく笑顔がぽつぽつと見えるようになってきた。彼女のスタイルはコンクリートのフロアに映え、ダークなレイヴの空気感を作り出していた。メインステージから絶え間なく打ち出されている炎やスモークがちらちらと見えていなければ、文字どおりダークなものになっただろう。Nastiaのセットですっかり気をとりなおすことができた僕らは、”パパ”Svenが登場するまで良い気分で過ごすことができた。Jackmasterがラインナップから外れたことで、Sven Vathの持ち時間がより長くなったようだ。まさに僥倖だった。彼は一旦全てをダウンさせ、スローなミニマルファンキーハウスからスタート。これこそ、環境・ステージ・時間帯によりマッチしたサウンドのように思えた。

    Resistanceステージは音楽的には面白いステージだったものの、プログラムとタイムテーブルはちょっと考えものだった。まだ日が出ている時間帯にハードでバンギンなテクノをプレイするのは、さすがに相性が良くない。Vathがプレイしていたような、気楽で楽しいハウスのほうが明らかに合っていたはずだ。










    ここで、この日初めてResistanceステージがいっぱいになり、多くのクラウドが踊り始めた。セット開始から1時間を過ぎた頃には、Vathは90年代初期のアシッドハウスを的確なミックスでプレイしていた。R&Sのクラシック曲、Outlanderの”Vamp”は間違いなくハイライトだった。これこそ、僕たちが求めていた音楽的方向性だ。Vathのセットのおかげで、Ultra、そしてResistanceステージに来て良かったと感じることができた。VathはKrystal Klearの”Neutron Dance”でセットをクローズし、その余韻は、勇んで向かったUltraアフターパーティーで再度彼のパフォーマンスを見るまで続いていた。

    Ultra Japanは、僕たちが普段行くようなフェスティバルとは明らかに別種のものとはいえ、確かに一度は体験するに値するユニークなフェスティバルだった。ラインナップに、日本でプレイの機会が少ない、レアで人気のある出演者をフィーチャーし、タイムテーブルが幾分か改善されれば、是非行くのをおすすめしたいフェスティバルになるだろう。



    • 掲載日 /
      土 / 20 10 2018
    • 文 /
      Tobias Burgers
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