- Vondelparkの哀調を帯びたインディー・エレクトロはRobag Wruhmeの繊細なリミックス・スキルを活かすには絶好の舞台だ。DJ Kozeにより"California Analog Dream"のアコースティックな2ステップをダンスフロアー向けにリミックスする依頼を受けたWruhmeは2つのアングルから切り込んでいる。"Moppa Habaz"はキャンプファイヤー・ハウスというべき趣のリミックスで、Wruhmeはストーン気味のギター・フレーズはそのままに、レイジーなハンドクラップや弾けるハーモニカ、グロッケンシュピール、粘り気のあるベースを足している。そのトラックのムードはリラックスしたフェスティバルの午後にぴったりだ。"Habay Latoff"リミックス（今年後半まではヴァイナルでしか聴くことができない）はすべてをストリップ・ダウンし、オリジナルの本質により深く踏み込んだ上で余分な要素をすべて取り去っている。繊細に載せられたヴォーカルはこれ以上ないというところまで引き延ばされ、独特なシンセ、ノイズ、エフェクトに彩られたダビー・グルーヴと絡み合っている。
Tracklist A California Analog Dream (Robag's Moppa Habax NB)
B California Analog Dream (Robag's Habay Latoff NB)