Steve Poindexter – Computer Madness Re:Vision #2

  • Share
  • FunctionとJerome Syndenhamという巨匠2人が久々に手を組み、Steve Poindexterによる身の毛もよだつようなアシッド・クラシック"Computer Madness"をリメイク。THEMAが不定期で手掛ける、クラシック再発掘シリーズからのこの1枚で、このデュオはPoindexterによる印象的なアシッド・モチーフを援用し、宇宙的なブリープと荒々しく吠えるようなパーカッションを加え、そこに嵐のようなベースを敷き詰めることで見事にアップデートしている。Function単独によるリメイクでは、オリジナルの909ドラム・パターンをそのまま残しつつ、単音のシンセ・トーンと深い夜を思わせるコードを配してよりディープかつダビーに仕立てている。約23年前にリリースされたオリジナル・ヴァージョンも収録されており、リミックスとの対比が楽しめると同時に、そのオリジナルが持つ濃密さや脳を直接刺激するかのような戦慄が今なお色褪せていないことを認識させてくれる。
RA