• Published
    Mar 16, 2020
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    203 MB
  • Length
    01:28:25
  • クラブへ向けた特異な音楽
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  • 「ダブステップから浮上してきたあらゆるUKのプロデューサーの中で、Joeは最も異彩を放っているかもしれない」と、昨年のArt Of Production特集の中で筆者のMark Smithは述べている。少なくともここ10年の間でそれは真実だ。2010年代を決定づけたトップトラック特集に選出された"Claptrap"は2010年にリリースされている。しかしここ2年そこらの間で、ロンドン拠点のアーティストである彼は、飛び抜けて素晴らしい、異彩を放つDJとしても浮上してきた。UKのクラブミュージックに根差しながらも、その領域を優に超えるサウンドを備えるJoeのDJセットは、過去10年で最も印象的かつ特異なクラブミュージックの数々を私たちにもたらす、ある精神へつながる窓のようだ。 RA.720で、Joeは130 BPM周辺のテンポでスタートし、90分のミックスを通して、急に速度を下げたり逸脱しながらも、素晴らしいリズムのフローを維持している。
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