- ミッドウェストシーンの重要人物による熟達したミキシング
- 近頃はクラブやフェスティバルへ行っても、現代のダンスミュージックの中にミッドウェスト・ハウス / テクノのルーツを見つけるのはなかなか難しい。だがTitonton Duvanteは例外だ。彼のサウンドはデトロイト第2世代と、ベルリンのHoppetosseのようなクラブ周辺で生じている削ぎ落とされたスタイルの間にあるミッシング・リンクのようなものと言える。現在Duvanteの再評価が高まっており、その理由は彼のタイムレスなプロダクション––最近再発された1998年のEP「Endorphin」はまさに"今"のサウンド––にあると同時に、彼の芸術性に対する長期的なコミットメントの表れでもある。90年代初頭、米国オハイオ出身の彼は、DJを聴きにいくため幾度となくデトロイトを訪れていた。Ele-mentalコレクティブの創設メンバーの1人として、コロンバスと、デトロイトやロンドンのようなエレクトロニックミュージックのハブとの間に有意義な関係を築き上げる為に尽力しながら、7th CityやPlanet Eのようなレーベルから自身の楽曲をリリースしてきた。
それから数十年経った今も、彼はとどまるところを知らない。過去5年間、Ele-mentalのオリジナル・アンダーグラウンド精神に近いパーティーMidwest Freshの開催に携わっており、2016年にローンチしたレーベルResidualは今や新世代のアーティストたちにとっての重要なプラットフォームとなっている。そして今回彼は、クリーヴランドのIn TrainingクルーからSlow Life、そしてAfrodeutscheまで、あらゆるDJたちの名前を挙げながら、ニュースクールへのリスペクトを示した。一発録りのRA.696 は、そのタイムレスな価値観を体現している。
Tracklist01. Chance McDermott- Juneteenth
02. Armando - 151
03. Unknown -A2
04. Lamalice - Ying Yang Wings
05. Arctor & Jay Hill - Mercurial (Silverlining Remix)
06. Madezh- Cramped
07. Yaleesa Hall & Malin Genie - Muck
08. Topcats - Esmeralda (Der Dritte Raum Remix)
09. Titonton Duvante - URN Trouble
10. Justin Berkovi - Child of War
11. Kmyle - Patient Zero
12. S-Max - U R SUPERLITE
13 Pirahnahead - Poem 4 a Lost One feat. Diviniti (Mr. G Dub)
14. James Unk - Question
15. Dubfound - Untitled
16. Pressure Point - Euphoria
17. Tom McConnell -Untitled
18. Dexter - Fat Skinny People
19. Koova - This is Not My Future
20. Garrett David - Loop Soup
21. 21 MONITORS - Alive (Martinez Remix)
22. Christopher Rau - Give It
23. Frankie - Hunt (Mike Shannon Remix)