- デトロイト拠点の新鋭が登場
- 街の高級化とニューカマーの到来によって、長い歴史のある地元の風習は、ぼやけた一様のモノカルチャーに取り込まれてしまうリスクがある。Nicole Mishaはデトロイト市が復興真っ只中の時に越してきたが、それはこの街の安い不動産や都市開墾における現実離れした側面に引かれてではなく、この街の比類なき音楽の歴史に魅了されたからだと言う。
DJ、プロデューサー、Peoples Recordsのスタッフ、Theo ParrishのレーベルSound Signatureの従業員として活動するMishaは、そのレガシーを増大させる態勢ができている。RA.695はピュアなデトロイトであり、ハウス、イタロ、ディスコの間をシームレスに切り替える方法から、はっきりとしたヴァイナルのパチパチという音まで備えている。セレクションは、定評のあるもの(Gerald Donaldの1991年の名曲"Interlock")から新しいもの(興味深い未発表トラック数曲が投入されている)まで及ぶ。
Mishaはデトロイトに根をおろすと、同市の巨匠たちにレッスンを受けながら、未来にインパクトを与えるためにたゆまぬ努力を続けている。苦労と同じくらいインスピレーションに満ちた場所で「解放と喜びのために、身体的にも音響的にも美しい空間を創造する」ことを目指している、モーターシティの新世代アーティストのひとりである。
TracklistGherkin Jerks - Tar Disc
Specter - Sidewinder
Mary Jane Girls - Boys
Electra and Tara Butler - Feels Good (Carrots & Beets)
Virgo - Under You
Unreleased
Kaidi Tatham - I See What You See
Unreleased
Bernard Badie - Waking Up
Loose Joints - Is It All Over My Face
Brotherhood - Given My Life
Melodious Myles & Bo - Odyssey Love
Emerson - Sending All My Love Out
Glass Domain - Interlock
De La Soul - Pease Porridge
Caetano Veloso - A Grande Borboleta