- デトロイトのアンダードッグが登壇
- Scott Zachariasは、秘密で守られているデトロイトという街を象徴するような隠れた逸材だが、今それが変わりつつあるのかもしれない。彼のことを知っている人の多くは、モーターシティ拠点のパーティーシリーズ、No Way Backがきっかけだろう。このパーティーでは強烈なテクノが数時間繰り広げられた後、明け方になると隣のチルアウトルームに彼が登場し、ディスコ、ジャズ、イタロ、他にもその時ハマると思われるあらゆる音楽のサイケデリックなタペストリーが広げられるのだ。彼はそれと同様の自由気ままなスタイルを、Interdimensional Transmissionsの創設者BMGとのエディットデュオ、The Fantasyにも生かしており、その素となる彼らのチョイスはChris & CoseyからThe Fatback Bandまでと幅広い。彼の魅力の中核となっているのは、その予測不能さだ。どんな夜でも、奇妙なほどエクレクティックなトラックや、ダーティーなクラブジャムの数々を操る。そして大抵の場合は、その両方を聴くことができる。
この何でもアリなアプローチは、彼の出身地に根付く音楽的伝統の基盤を反映している。The Electrifying Mojoのような人物によって具体化された、ジャンルの垣根を飛び越えたフォーマットである、フリーフォームのラジオだ。これによってZachariasは、常連客からL.I.E.S.のボスRon Morelliに至る、熱心なファンを増やし続けている。彼のサウンドの中でもクラブ寄りの一面を垣間見れるRA.606を聴けば、皆が騒ぐ理由も分かるはずだ。
TracklistMoodymann / Ken Nordine intro
Kris Baha - Blackout - Power Cuts (2017)
Abe Duque - More Comfortable For You - Abe Duque Records (2015)
Kingston Black - Acid Heaven - Burning Records (1993)
Trojan Horse feat. Romanthony - What $ Love - Vinylmania (1993)
Scott Ferguson - Dump Days - Ferrispark (2001)
Omar S - Oasis 14 - FXHE (2005)
Mike Huckaby - Music For The Dancefloor - SushiTech Records (2011)
Hundred20 - Summer of ’89 - MCDE (2011)
Mark Grusane - Hydrochloric - Mark Grusane Music (2016)
DJ Rush - The Reactor - Dancemania (1991)
Steve Poindexter - Short Circuit - Housetime Records (1989)
X2 - Time Elevation and Rhythm - Relief Records (2006)
Jammin Gerald - Da Houze - Freakmode (1997)
Mori Ra - Acid Inldonesia - Madcam Mambo (2015)
Keita Sano - Bouzouk - Spring Theory (2015)
??? I can’t remember. It’s on an old CD w no meta data. I like it though.
Hieroglyphic Being - Ancient Echoes - +++ (2010)
Conjure outro