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RA.406 DJ Marfox

Published
Mar 10, 2014
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133 MB
Length
00:58:00

リスボンのゲットー・サウンド
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RAにて公開されたフィーチャー記事、The ghetto sound of Lisbonは、RAのRyan Keelingがポルトガルの首都へと渡り、同市で現在盛り上がっているアフロ・ポルトギース・ダンス・ミュージックのシーンと、その音楽を世界に広めているレーベル、Príncipeにフォーカスしたものだ。様々なプロデューサー、クルー、ネイバーフッドが交差するこのシーンだが、中でもDJ Marfoxは間違い無くリーダー的存在だ。彼が属していたDJs Do Ghettoというクルーは、2006年にセルフタイトルのコンピレーションを出しており、この作品のリリースが、シーンの形成に繋がったと言われている。その翌年、彼はFilho Únicoを運営するPedro GomesとNelson Gomesと出会い、彼らとのコラボレーションからレーベル／パーティーシリーズのPríncipeが生まれた。クドゥーロにルーツを持ちながら、batida、ハウス、キゾンバ、tarraxinha、そしてfunanáといった要素を取り入れたMarfoxのプロダクション・スタイルは、Príncipeの初リリース作である「Eu Sei Quem Sou」や、UnsoundやCTMといったフェスでのプレイを通して、リスボン以外の人々にも知れ渡るようになった。彼の騒がしい、フロア向けの音楽は多様なスタイルを内包するが、Marfoxのやっていることは、Príncipeやリスボンのサウンドの氷山の一角でしかないことは忘れてはならない。 RA.406にはDJ Marfoxの過去作品が収録されている上、今後Lit City Tracksからリリース予定のEPの曲も入っており、DJ Marfoxの入門編として丁度良い内容であり、冒頭の数十秒から引き込まれるミックスだ。 ミックスの制作環境を教えてください 自宅で、Pioneer DDJ-WeGOコントローラーを使ったんだ。 ミックスのコンセプトを教えてください 今までリリースしてきた3枚のEPと、4月に新しく出る4枚目を知ってもらうことがコンセプトだよ。 あなたの音楽を一度も聴いた事が無い人に、言葉で説明するとしたら？ 100%ダンスミュ—ジックで、活気に溢れた音楽さ。ハウスとテクノの狭間のどこかに位置する、140BPMの音楽で、短くてダイナミックな展開でどんなダンスフロアでも熱気の渦へと化す。ナチュラルでホットな音楽さ（「ナチュラル」という言葉を使っているが、この音楽の99％は悪名高きDAW、Fruity Loopsで作られていること、そしてこういった音楽を作っているリスボンのプロデューサーの99%は音楽を正式に勉強してこなかった人達だということは、隠すつもりはないよ）。 リスボンのプロデューサーでお気に入りはいますか？ 皆好きだから、選べないね。独特な個性を持っているプロデューサーを見つけたら、Príncipeの人達に紹介するんだ。その後は、彼らが作っている音楽をアナログにプレスし、多くの人々に聴いてもらうという彼らの夢を実現するのを手伝うんだ。 今後の予定は？ リリースで言うと、ニューヨークのLit City Tracksから新しいEPが出る。今は、今年中にPríncipeからまた出すEPを進めているんだ。ギグで言うと、今年はなかなか良いスタートを切る事ができた。今の所ベルリンとロンドンでプレイすることができて、ヨーロッパ、アメリカ、日本でもプレイできるかもしれない。4枚目が出て、もっと多くの人々に聴いてもらえて、自分の音楽をプレイする機会が増えることを祈っているよ。
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