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RA.272 Kassem Mosse

Published
Aug 15, 2011
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69 MB
Length
01:00:01

極上ディープハウスを作るドイツ人プロデューサー。
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Kassem Mosseの作る音楽は、崇められるようなレベルにまで至っている。 RAが以前取り上げたPeter Chambers、2008 Move D 彼の記事で述べられた事: "1)ディープに; 2) スタイルを持ち; 3) 感情を呼び起こすような音楽というフレーズが突如浮かんできた。 Mosseこと本名Gunnar Wendel。彼の音楽は2006年のデビュー以来、その3つ全て持ち合わせているといっても過言ではない。 Workshop, Laid そして Mikrodiskoといったレーベルからの慎重に選び抜かれたリリースを通し、彼の音は、シーンの中で最もディープでスモーキーなものと言える。昨年では Instra:mentalのNonplusの12インチやJoy Orbisonのリミックス、国境を越えたライブ公演、UKのベースミュージックとも言えない彼のサウンドは、シーンの中で重要な存在になっている。北半球は夏真っ盛り、今回のポッドキャスト RA.272はWendelによる、Omar-SやDJ Qu , Theo Parrishのトラックを含むKassem Mosseのミックスをお届け。 最近は何をされていましたか？ Mix Mupと一緒にミニアルバムを作成しているし、新しいEPもNonplusとOminiraからリリースされる予定で、OminiraのものにはKowtonや Juniperがフィーチャーされているよ。それ以外にはアメリカでのツアーもあって、美味しい珈琲、フルーツ、バルコニーで友達と音楽を聴きながらくつろいで、ビーチにいって、本を読んで.....と、とても夏らしい事をしてるね。 どこで、どうやってこのミックスを作りましたか？ レコードと1200sを二台とVestaxのミキサーで。実は2回目に録音したものだったんだ。一番初めに録ったものは友達と一緒にやっていて、テクニカルな問題があって、結局うまくいかなかった。ライブのような雰囲気で、まわりで人がおしゃべりしているような感じでやりたかったんだけど、上手くいかなかったんだよね。しょうがない。 ミックスの中にあるアイディアを教えていただけますか？ 夏を意識して作ったよ。最近の、そして長年のお気に入りの曲を入れている。例えばイントロに入れた曲は、ずっとミックスに入れたかったものなんだ。最近、[Philip] Sherburneとボーカルサンプルや歌詞について話をしていて、僕の持っているアイディアを再構築するきっかけになったんだ。で、 FSKの曲なんかをカウンターポイントとして入れた。人の話はさておき、レコードに会話をさせたかったんだ。 ライブセットよりもDJをしたいと感じる環境やシチュエーションはありますか？ 具体的に言うのは難しいな。DJよりもライブをすることが多いし、ライブをするほうが落ち着くんだ。何か違ったものを期待しているお客さんに出くわせるだろう？DJとなると、お決まりの曲をかけないとお客さんが喜ばないなんてこともよくあるし。クラブで、ライブをするっていうコンセプトが理解できないっていう人も多いから、パソコン一つでライブをしていると、曲のリクエストなんてされてしまうこともあったね。小さい場所でやるなら、DJをする方が好きだよ。僕のかけるような曲は、規模の小さい場所に集まる人が好むようなものばかりだからね。ロックスターみたいなアプローチとセットされたようなDJが好きじゃないんだ。 大抵、ライブセッティングの時には自分の曲を再構築しようとしていますか？それとも即興的なアプローチを取られますか？ 自分のオリジナル曲をそっくりそのまま再現しようとはしていないよ。未発表の曲や、今作っている曲の一部なんかを使って、ドラムマシーン、キー、シンセサイザーと一緒に特別なセットに仕上げているんだ。結果として、いつもよりもっとディープだったり、アグレッシブだったり、その日の気分のよって変化するんだ。機材、天気、気分、シチュエーションによって本当に変わるんだ。セットアップもすぐに飽きてしまうから、しょっちゅう変えているよ。 最近は何をされているんですか？ 色々な事としか言いようがないんね。新しいスタジオも探しているよ。新しいインスピレーションを与えてくれる新しいスペースが欲しいんだ。Mosseとしてのペルソナをもっと面白いものにしたいんだ。
Tracklist

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