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Wed, Sep 23, 2020, 03:00
- 日本人プロデューサーが、全8曲収録のLPと共に音楽活動を再開する。
Cuusheが、アルバム『WAKEN』をFLAUからリリースする。
京都出身のアーティストCuusheが自身の作品を発売するのは5年ぶりとなる。プレスリリースでは『WAKEN』は「これまでのドリームポップ作品の霧を脱ぎ捨て」たアルバムであり、「かつてぼんやりとしていたCuusheの声は、今ではより強く、より大きく、よりクリアになり、光に向かって前を向いている」と説明。UKガラージやドラムンベース、90年代のレイヴ・サウンドをも彷彿とさせるような計8曲が収録されている。
Cuusheの楽曲には、ピアノ、ギター、 シンセサイザー、歌声などが用いられる。2011年に発表した“Airy Me”は、アニメーション作家の久野遥子が2年がかりで手掛けたミュージック・ビデオが話題となり、文化庁メディア芸術アニメーション部門祭新人賞を受賞した。また、2015年にリリースしたEP「Night Line」の楽曲“We Can't Stop”は、アメリカTBSのTVドラマ“Seach Party”で使用された。ほかに山下敦弘と久野遥子による“東アジア文化都市2019豊島”プロモーションビデオへの音楽提供なども行っている。
Cuusheは2017年にセクシャルハラスメントとオンラインハラスメント被害に遭い、長らく音楽活動を休止していたが、今年6月に自身がボーカルを務める新プロジェクトFEMを始動させ、7インチ「Light」をリリース。これに続く形でソロ名義での活動を再開する。
オープニングトラックの“Hold Half”は以下でフル試聴可能。
Tracklist
01. Hold Half
02. Magic
03. Emergence
04. Not to Blame
05. Nobody
06. Drip
07. Beautiful
08. Spread
『WAKEN』はFLAUから2020年11月20日に発売予定。