BBCが12部構成のポッドキャストシリーズ『Ecstasy: The Battle Of Rave』を配信

  • Published
    Thu, Sep 10, 2020, 05:11
  • Share
  • エクスタシーと87年から91年にかけてのイギリスのレイヴシーンを検証したドキュメンタリーとフィクションドラマが、今週金曜に公開。
  • BBCが12部構成のポッドキャストシリーズ『Ecstasy: The Battle Of Rave』を配信 image
  • BBC Radio 5 LiveとBBC Soundsが9月11日に全12エピソードのポッドキャスト『Ecstasy: The Battle Of Rave』を配信する。 Chris Warburtonが司会を務めるドキュメンタリー・スタイルのエピソード6回、BAFTA受賞の脚本家Danny Brocklehurstが書き下ろしたフィクションのエピソード5回、そして最後の座談会で構成されたこのシリーズは、イギリスでエクスタシーが使用され始めた頃について、そしてそれがどのようにアシッドハウスムーヴメントに繋がっていったのかを深く掘り下げる。 1987年から1991年までのストーリーを伝えるこのポッドキャストは、レイヴシーンの台頭、アムステルダムのディーラーや麻薬製造業者、警察との衝突などを詳述したインタビューなどのノンフィクションと、アシッドハウス期のウェアハウス、クラブ、ストリートを舞台にしたドラマのエピソードが含まれている。BBCによると、Graeme Parkがキュレーションを担当した本シリーズのサウンドトラックは、「初期のシカゴやアシッドハウスの名曲に加え、イギリスのシーンの鍵となるトラック」をフィーチャーしているとのことだ。 「80年代に、エクスタシーがイギリスの犯罪、警察活動、ユースカルチャーをどのように変えたかというストーリーは、私がずっと伝えたいと思っていたものです」とBrocklehurstは語る。「これは壮大な戦いであり、ドラッグ単体よりもっと大きな問題について物語っています」 全12話は今週金曜の9月11日にBBC Soundsで配信される。
RA