Published
Thu, Aug 6, 2020, 05:00
- Hospital Recordsとドラム&ベースシーンのホワイトウォッシングを鋭く批判してきたChris Inperspectiveが、新たな業界団体を率いる。
Black Junglist Allianceが、“ジャングル/ドラム&ベース界の黒人アーティスト、プロフェッショナル、クリエイターの結束”を目的としたコミュニティ・ポータルを立ち上げる。
BJAを設立したInperspective Recordsの代表Chris Inperspectiveは、以前からHospital RecordsやUKドラム&ベースシーンのホワイトウォッシングを公然と批判してきた。(InperspectiveのDJ Magへのオピニオン記事“Black People Should Own Black Art”を参照。)
8月1日、Black Jungle Allianceは新たなプラットフォームとして、ジャングルやドラム&ベースシーンで活動する黒人アーティストを団結させて紹介することを目的としたYouTubeチャンネルBJATVを開設した。「例えばSBTVやUKGなど、他の多くの音楽ジャンルには文化や経験、知識を通じ、コミュニティをきちんと反映させたオンライン・プラットフォームがあります」と、BJAのメンバーであるCaldey MuffettはBJATVの必要性について語る。
ローンチを発表したインスタグラム・ビデオの中で、Inperspectiveは「あなたの音楽を送ってください。私たちは、ジャングルとドラム&ベースという媒体を通して、黒人の芸術性と黒人の素晴らしさを表現するプラットフォームを提供したいのです」とコメントしている。
Black Junglist Allianceの詳細については、彼らのInstagramとTwitterをチェック。