Patrick Holland、Project Pablo名義での活動引退の本当の理由を明かす

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  • 「アーティスト名に内在する問題性を省略したことは、僕が説明責任を果たす為に時間と労力を割いてくれた人々に対する抑圧的な行為」
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  • Patrick Hollandが、今年1月に自身のProject Pabloというアーティスト名を引退させたことについて、本当の理由を語った。 このカナダ人プロデューサーは先週火曜にFacebookでシェアしたステートメントで、件の名義は盗用にあたり、自身の最初の発表でそれを公表しなかったことによる弊害について告白した。 「僕は自分のアーティスト活動の中でより人間的になるためにこう(改名)したと説明しましたが、ラテン系コミュニティの方たちが僕の別名に対する不快感を表し、白人、非ラテン系、非スペイン語圏の人間として“Pablo”という名前を使うことがなぜ害を及ぼし、盗用となるのか僕に教えるため、公の場でもプライベートでも連絡をくれたという事実を省略してしまいました」とHollandは述べている。 「ステートメントから僕のアーティスト名に内在する問題性を省いたことは、僕が説明責任を果たす為に時間と労力を割いてくれた人々に対する抑圧的な行為でした。それ以来、僕はインタビューでもこの事実を避けてきました。自分と自分のキャリアを守るためにそうしたのです。僕の行動に弁解の余地はありません。僕は白人至上主義に加担し、常に白人特権によって利益を得てきました。僕のエゴが、それを認識できないようにしていたのです」 Hollandは、Coast Protectorsに寄付をし、Asylum Seeker Advocacy ProjectThe Immigrant Defence Projectに定期的に寄付をするともコメントした。 先週はこの他に、Dave Leeが彼のステージネームJoey Negroを今後一切使用しないことを発表し、Marea StamperはMonty Lukeの嘆願により、アーティスト名をThe Black MadonnaからThe Blessed Madonnaに変更した。 Hollandによる投稿の全文は以下をチェック。
RA