COVID-19のガイドラインを無視し、英バース近郊での違法レイヴに3,000人が参加

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  • イベントは土曜夜から日曜昼まで、英王立空軍のチャーミー・ダウン基地の跡地で開催された。
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  • 先週末、イングランド・バース近郊にある元空軍基地で違法レイヴが開催され、3,000以上が参加したと報じられた。 イベントは土曜の夜から日曜の昼時にかけて、チャーミー・ダウン基地の跡地にて開催されたとエイボン・サマーセット警察が発表。警察の報告によると、早い段階で現地に到着したものの、警察の人手が足らずにクラウドを追い払うことができなかったという。さらに、警察が会場付近の道路を封鎖すると、複数のレイヴァーは車を乗り捨て走って逃げたとのこと。ブリストルとバースの住民からは騒音の苦情が寄せられた。 英政府による最新のCOVID-19ガイダンスでは、イングランドの住民は大人数が屋外で集まることや、“社会的距離を取ることが困難なお祝い(パーティーなど)”への参加は避けるべきとされている。 「このイベントの主催者と参加者の自分勝手な行動に対応するために、999の通報を受け職員を出動させなければならなかったのは残念です」と、エイボン・サマーセット警察のイアン・ワイリー警視正はコメントする。「彼らは、今回のことが引き起こす混乱と、COVID-19による大規模な集会の公衆衛生へのリスクを十分に知っていたはずです」 警察の報告によると、当局は車両5台と発電機、その他の機材を押収したとのこと。会場から逃げ遅れた1人が逮捕された。現在捜査が進められており、イベント主催者には「適切な措置」を講じるという。 最近、UK各地では複数の違法レイヴが起こっている。6月にはグレーター・マンチェスター地区で2件のイベントが開催されており、その結果として3人が刃物で刺され、1人がレイプされ、1人が薬物過剰摂取の疑いで死亡した。 Photo credit: BBC News
RA