Dave Leeがステージ名のJoey Negroを放棄

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    Wed, Jul 22, 2020, 02:44
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    Resident Advisor
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  • イギリス人プロデューサーは今後、自身の最も有名な名義を使用しないとFacebookで発表。
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  • Dave Leeが、今後はJoey Negroという名義を使用しないと発表した。 このイギリス人プロデューサーは昨日、Facebookへの投稿で名義の変更を発表。彼はステートメントで、1990年に自身の最も人気のある名義が生まれた経緯と、以来30年間同名義を使い続けた理由についても説明した。 「実を言うと、ずっとJoey Negroという名前を心地よく思っていませんでした、特に歳を取ってからは」と、Leeは綴る。「何度か(この名義を)使うのを止めましたが、アーティストとして新しい名前を定着させるのは容易なことではなく、結局また戻ってしまっていました。でも、今はこの名前を使い続けるのは自分に相応しくないと理解しています。最近メールやツイートなどで、2020年では許容されるものではなく、不適切だという指摘を頂いていましたが、私もそれに同意です」 Leeは1990年にNu Groove Recordsからシングル「Do It, Believe It」を発表する際、レーベルオーナーからアーティスト名を求められたことからこのステージ名を作ったと説明している。「作業デスクの隣にレコードの山があって、その中にPal Joey の“Reach Up To Mars”とJ Walter Negroの“Shoot The Pump”がありました。ヴァイナルからいくつかの名前を書き出して、それをつなぎ合わせたのです」 「ラジオでJ Walter Negroの新譜を聴いた時、DJがスペイン語の発音で“ネグロ”と言っていました。その聞こえ方のまま、この名前を使いました」と彼は続ける。「なぜDave Leeを使わなかったか?今考えればそうするべきでしたが、本当に正直な話をすると、当時自分が大好きだったレコードを作っていたJunior VasquezやDavid Morales、 Frankie Knucklesのような名前を比べて退屈に感じてしまったんです。スペインのハウスレーベルBlanco Y Negroは“Real Wild House”というヒット作を出していたし、“Piano Negro”という曲もあった。Joey Negroという名前にはラテンアメリカ感があるし、みんなのレコードボックスにもフィットするかなと思っていました」 Leeがこのステートメントを公開する前日には、Marea StamperがMonty Lukeによる署名運動を受け、The Black MadonnaからThe Blessed Madonnaに改名すると発表した。 Leeのステートメント全文は以下でチェック。
RA