Yui OnoderaがJohn Cageのドキュメンタリー映画『Cage 64』のサウンドトラックを担当

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    Tue, Jul 14, 2020, 06:10
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    Suiko Nakai
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  • 全11曲収録のアルバム『Ray』は9月にSereinよりリリースされる。
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  • Yui Onoderaが、John Cageのドキュメンタリー映画『Cage 64』のサウンドトラックを手掛けた。 本ドキュメンタリーは、これまでに建築家Rem Koolhaasのドキュメンタリーなどを手掛けてきたドイツ・ケルンのMarkus Heidingsfelder監督によるもので、今冬公開予定(映像についての詳細は現時点では公開されていない)。ウェールズのレーベルSereinからリリースされるサウンドトラックについて、プレスリリースは「豊かなストリングスのアレンジとテクスチャのうねりとは対照的なスタッカート・ストリングスがかき鳴らされ、銀色に輝くようなシンセサイザーのアルペジオが精細な音色を与えている」と説明。全11曲の中には、ベルリンのアーティストRobert Lippokとのコラボレーションも含まれている。 Yui Onoderaは、音楽的な形態、建築音響、空間認識との関係を探求する東京拠点のプロデューサー。サウンド・アートの分野からスタートするも、現在は電子音楽、エレクトロ・アコースティック、アンビエント、ポスト・クラシカル、ダブ・テクノなど多岐に渡るシーンで活動している。2017年から2020年に掛けては、ドイツの名門Kompaktが手掛けるロングラン・コンピレーションシリーズ『Pop Ambient』に4作続けて参加。また、今年2月にはオーストラリアの音響レーベルROOM40より、日本の伝統楽器、笙のためのEP「MOIRE」を発表した。 『Ray』のタイトルトラック“Ray 1”は以下で試聴可能。
    Tracklist 01. Ray 1 02. Ray 2 03. Ray 3 04. Ray 4 05. Ray 5 06. Ray 6 07. Ray 7 08. Ray 8 09. Ray 9 10. Ray 10 11. Ray 11 ft. Robert Lippok 『Ray』はSereinより2020年9月18日に発売予定。
RA