Time Capsuleが新作コンピ『Island Sounds From Japan 2009-2016 (日本の島音)』を発表

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    Tue, Jul 7, 2020, 03:30
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    Suiko Nakai
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  • ロンドン拠点のレーベル第7作目となるLPがAltzらのトラックを収録し、7月22日にリリース。
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  • Time Capsuleが、新作コンピレーション・アルバム『Island Sounds From Japan 2009-2016 (日本の島音)』を7月22日にリリースする。 ロンドン在住の日本人DJ / プロデューサーKay Suzukiが主宰するレーベルTime Capsuleの第7弾となる本作は、2009年から2016年の間に発売された日本のバンド・サウンドに特化したコンピレーション。大阪のスカバンドThe Determinationsの巽朗が率いるSpeak No Evil、ALTZMUSICA主宰のAltz、アフロビートバンドKINGDOM☆AFROCKSのドラマーとして活動していた故Keiichi Tanaka、そして大阪のサイケデリック・インスト・ジャムバンドAqatukiによる計5曲を収録する。ジャズ、ダンス、レゲエ、サイケ、アフロビートなどが、彼ら独自のトロピカル・フュージョンに織り交ぜられており、「昨今の日本音楽ブームとは少し違う趣向になるが、どのアーティストも雑多な影響を受けつつも匠な音技術に優れ、最終的には彼等の環境と実験の結果産まれた独自の音世界を展開している」とレーベルはコメントしている。コンピレーションは45回転の高音質ヴァイナルと、デジタルフォーマットでリリースされる。 2018年に発足したTime Capsuleは、Suzukiが2013年の立ち上げから2016年まで運営に携わったイーストロンドンのリスニングバーBrilliant Cornersや、同じくイーストロンドンの老舗パーティーBeauty and the Beatに集うレコードコレクターやオーディオマニア、音楽歴史家たちがキュレーションし、現在アナログ盤が入手困難となっている世界中の音楽に解説を加え紹介しているリイシューレーベルだ。6月にはレーベル第6作目として、Serginho Meritiによる1981年発売のブラジリアン・ソウルの名盤『Bons Momentos』を再発したばかり。今後はしばらく月に1作のリリースを続ける予定だといい、今後も世界各地の“時間芸術”を毎回ライナーノート付きで紹介していくとのことだ。 『Island Sounds From Japan 2009-2016 (日本の島音)』はTime Capsuleのウェブサイトから視聴可能。
    Tracklist Side A 01. Speak No Evil - Speak No Evil 02. Aqatuki - Wakanoura Side B 03. Altz - Orympia Rocks 04. Keiichi Tanaka - City of Aleppo 05. Keiichi Tanaka - City of dub 『Island Sounds From Japan 2009-2016 (日本の島音)』はTime Capsuleより2020年7月22日に発売予定。
RA