Published
Wed, May 20, 2020, 03:12
- 2人の日本人アーティストによるコンセプチュアルなアンビエント作品『Urban Planning』が5月20日にデジタルリリース。
Okada Takuroとduennが、コンセプチュアルなコラボレーションアルバム『都市計画 / Urban Planning』をリリースした。
バンド森は生きているの元リーダーであるOkada Takuroは、2015年にバンドを解散後ソロアーティストとして活動開始。2017年にデビューアルバム『ノスタルジア』を発表したほか、他アーティストのプロデュースや映画音楽の制作などを行っている。一方、福岡在住のサウンドアーティストduennは、これまでにベルギーの実験音楽レーベルEntr'acteやアメリカのアンビエントレーベルPast Inside the Presentから作品をリリースしているほか、Merzbow、Nyantoraとのエクスペリメンタルトリオ3RENSAとしても活動中だ。
東京のレーベルNewhere Musicから本日5月20日にデジタルリリースされた本作は、2人のディスカッションの中で生まれた“都市の音楽”というキーワードをコンセプトに掲げている。“空気”になれるアンビエントミュージック(環境音楽)は、2020年の都市での生活の中にどのように溶けていくのか、そんな会話を重ねながら、これまでのキャリアの中でメロディを創作したことがないというduennのメロディのみでアルバムを完成させることをOkadaが提案したとのこと。一方のOkadaは編集・プロデュースを担当。duennがGarageBandを使用して作ったミニマリストなメロディをもとに、構想から2年余りをかけて完成した。
アルバムに収録の全16曲がエンドレスにループする、作品のコンセプトに沿って「“物語”ではなく“空気”になるために作られた」という3時間のミュージックビデオを以下でチェック。
Tracklist
01. Waterfront
02. Aquapolis
03. Third Sector
04. Hana To Midori To Hikari
05. Nijuuisseiki No Mori
06. Green Park
07. Social Welfare
08. Public Space
09. New Urban Center
10. Subcenter
11. Landscape
12. Zone
13. 116
14. Public Open Space
15. Cosmodome
16. Infrastructure
『Urban Planning』は、Newhere Musicより2020年5月20日に発売。