Published
Thu, May 7, 2020, 02:30
- ジャーマン・エレクトロのパイオニアは、先月「73歳の誕生日を迎えた数日後、短期間の癌との闘病後」亡くなったとRalf Hütterが明かした。
Kraftwerkの共同創設者Florian Schneiderが亡くなっていたことが明らかとなった。
Schneiderと共にKraftwerkを創設したRalf Hütterのステートメントによると、Schneiderは4月7日に「73歳の誕生日を迎えた数日後、短間間の癌との闘病の末死去した」という。
訃報の噂は、5月6日にイギリス人ミュージシャンMark Reederが追悼コメントを投稿した後(投稿は既に削除されている)、ソーシャルメディア上で広まり始めた。Reederの投稿の数時間後、Billboardが訃報は事実だと報じた。
SchneiderとRalf Hütterは、1970年に電子音楽の先駆的プロジェクトKraftwerkを立ち上げた。 David Bowieは、自身の重要アルバム『Heroes』の収録曲である“V-2 Schneider”のタイトルを、Schneiderに因んで名付けている。Schneiderは2009年にKraftwerkを脱退したが、その後もHütterはHenning Schmitz、Fritz Hilpert、Falk Grieffenhagenと共にツアー活動を続けた。2020年にはバンド結成50周年を記念した3Dライヴツアーが予定されていたが、新型コロナウイルスのパンデミックによってツアーは中止となった。
RAによるKraftwerk入門プレイリストをチェック。