Published
Mon, Mar 30, 2020, 05:39
- 8つのソロ・ピアノ曲から構成されるLPがErased Tapesより登場。
世界ピアノ・デーの創設者であるドイツの作曲家Nils Frahmが、Erased Tapesから新作ソロ・ピアノアルバム『Empty』をリリースした。
元々、Frahm自身が友人と撮影した短編映画のサウンドトラックとして作曲したこの8曲収録のLPは、3月28日の世界ピアノ・デー2020に合わせて発売された。
「親指を骨折して病院から戻ってきて、録音を聴いた時にまだ完成していないと感じた。これは一旦置いておいて、僕のささやかなアルバム『Screws』の制作に取り掛かろうと決めたんだ」とFrahmは述べる。
「その頃から、本当にたくさんピアノのノートができた。それで僕たち皆が忘れてしまう前に、これらの子守唄を共有する良い機会だと思ったんだ。この曲たちが、孤独の日々を強く穏やかに生きる手助けとなるよう願うよ。困難はあれど、僕たちは不意に内省を見出せる。何が役に立つかは誰にも分からない」
また3月28日、Nils Frahmは昨年発表したアルバム 『All Encores』を3枚組ヴァイナル・セットとしてリリースすることもアナウンスした。
2015年掲載のNils Frahmの特集を振り返ろう。
“No Step On A Wing”は以下で視聴可能。また、アルバム全曲が Bandcampから視聴できる。
Tracklist
01. First Defeat
02. A Shine
03. No Step On A Wing
04. The Big O
05. Second Defeat
06. A Shimmer
07. Sonar
08. Black Notes
『Empty』はErased Tapesより発売中。