Published
Mon, Mar 16, 2020, 16:25
- Throbbing Gristleの共同創立者が白血病のためこの世を去った。
この訃報はGenesisの娘たちがDais Recordsの共同設立者であるRyan Martinをとおして発表された。そこには、P-Orridgeがこの2年半の間、白血病と闘っていたこと、また、かつてのパートナーJaqueline "Lady Jaye" Breyer（2007年に死去）の隣に埋葬されると記されている。
P-Orridgeは70年代中期に結成されたバンドThrobbing Gristleの中心メンバーの一人として知られる。同バンドはインダストリアル・ミュージックを生み出し、ポストパンクやEBM、さらにはエレクトロニックシーンにも多大な影響を及ぼした（前身はP-OrridgeがCosey Fanni Tuttiと共に立ち上げたパフォーマンス・アート・コレクティブCOUM）。80年代初期には新バンドPsychic TV、さらには新興宗教団体Thee Temple ov Psychick Youthを共同結成した。
最近では、P-Orridgeの曲が大々的に、Vatican Shadowの『Berghain 09』ミックスに登場していた。