Published
Thu, Feb 20, 2020, 03:15
- アンビエント、ドローン、IDMなど取り入れた全10曲収録の実験的なLPは、2月24日に発売。
Teruyuki Kuriharaの最新LP『Frozen Dust』が、Mille PlateauxIから登場する。
東京を拠点とするトラックメーカー / ドローイングアーティストであり、Cherry名義でも活動するTeruyuki Kuriharaにとって、キャリア通算5枚目のアルバムとなる今作は、“北極の冒険家”や“船乗りの嵐で夫を亡くした妻”などの架空の人物が織りなすストーリーを”破壊”と”創造”をテーマに構築されている。作品のコンセプトについて、「大自然は私たちに多くの喜びをもたらし、一方で大自然の脅威は私たちから多くのものを奪います。この表裏一体の現象を人類はどう受けとめていくのかを表現しました」とTeruyuki Kuniharaは述べる。「アンビエント、ドローン、ノイズ、インダストリアル、IDM と、様々なジャンルをクロスボーダーに行き来するディープで実験性に富んだ」作品であるとプレスリリースに記載。2枚組12インチとデジタルフォーマットで発売される本作のアートワークには、Kunihara自身のドローイング作品を使用している。
1993年にAchim Szepanskiによって設立されたMille PlateauxIはドイツのフランクフルトを拠点とし、エレクトロニカやアンビエントを中心に展開する老舗レーベル。2020年最初のリリースは本作品となり、続いてAutomatisme『Alter-』、Thomas Köner『Motus』、 John-Robin『Bold』の3作品を発売予定だ。
アルバム収録曲の“Down”は、以下より試聴可能。
Tracklist
01. COIN TRAP
02. Down
03. Blurry Wind
04. Foggy
05. Glide
06. D - W
07. Krgecr-A09
08. Frozen Dust
09. LOST
10. 1krgec-A34+gt
『Frozen Dust』はMille PlateauxIから2020年3月24日に発売予定。
※情報をアップデートしました