KorgがARP 2600を完全復刻

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    Tue, Jan 14, 2020, 03:30
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    Resident Advisor
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  • 伝説的なセミモジュラー・シンセサイザーが、“一回限りの完全限定生産”で復活。
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  • Korgがシンセサイザーの名機ARP 2600を復刻する。 アナログシンセ・デザイン黎明期に登場した名機ARP 2600は、セミモジュラー構造を取り入れた最初のシンセサイザーの1つであり、初心者にとって使いやすかっただけではなく、熟練のシンセシストたちにとっても凝った環境設定を可能にした。2600 FSというモデル名を冠したKorgによるヴァージョンは、“一回限りの完全限定生産”で発売されるとのことだ。 日本国内で生産される本機には、MIDIはDINコネクターのIN、OUT、THRUのほか、USBも追加される。また、ARP 3620デュオフォニック・キーボードにはアフタータッチやアルペジエーター/シーケンサーが追加。オリジナル機同様、サンプル&ホールド、リング・モジュレーター、エンベロープ・フォロワー、クロック同期スイッチなどを搭載しており、ヴィンテージ・モジュラー・システムならではの多彩な音作りが可能である。ARP Instruments社の共同創業者David Friendの監修のもと、細かなパーツ選定や、細部に渡る調整を施し、その特長的なシンセシスが実現された。 2600 FSに関するその他の詳細は、Korgのウェブサイトをチェックしてみてほしい。 尚、KorgとARPは、2014年にARP Odysseyの復刻版を発売している。 Perfect Circuitが公開した2600 FSの動作の様子は以下でチェック。
RA