Chee Shimizuが日向敏文による80年代中期の作品をコンパイル

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    Thu, Aug 22, 2019, 05:13
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  • 全10曲収録の『Broken Belief』は、Music From Memoryから9月に発売予定。
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  • 日向敏文の作品集『Broken Belief』が、Music From Memoryから9月上旬にリリースされる。 『東京ラブストーリー』や『ひとつ屋根の下』といった大ヒットドラマのサウンドトラックを手がけてきたことでも知られる作曲家・日向敏文だが、Chee Shimizuが共同コンパイルした今回のコレクションは、『Sarah's Crime』、『Chat D'Ete』、『Reality In Love』といったアルバムがリリースされた、1985年から1987年にかけての日向の作品にフォーカスしている。 米バークリー音楽大学を卒業後、日向は「クラシック音楽の勉強に幻滅を感じた」とレーベルは説明。「ただアコースティック楽器だけに頼ることから距離を置き、彼はその代わりに、当時開発されていた最新のアナログシンセサイザーの可能性を追求するようになりました」。Prophet 5やLinnDrumのようなミニマルな機材から使い始めた日向は、「アナログテープに様々なサウンドを録音し、たくさんの異なるレイヤーを重ね録りしました。バイオリンやピアノ、その他の伴奏などを分けて、後から重ねたのです」。尚、現在日向は東京に住んでおり、ドキュメンタリー作品の楽曲制作にフォーカスしているとのことだ。 『Broken Belief』のクリップは以下で試聴可能。
    Tracklist A1 Sarah's Crime A2 Midsummer Night A3 Atarashii Yuhbokumin A4 Ikoku No Onna Tachi B1 Pavement B2 Colored Air B3 Hikari To Mizu B4 Shinkiroh B5 Broken Belief B6 Sayoka 『Broken Belief』は、Music From Memoryから2019年9月9日の発売予定。
RA