Published
Fri, Sep 13, 2019, 04:09
- EPは、HimeokaがKyohei Fujimoto、Yugaと共に立ち上げた東京拠点の新レーベルPhreakの第1弾としてリリースされる。
Takashi Himeokaが、新作ソロ12インチ「Utakata」を自身の新レーベルPhreakからリリースする。
Preakは、東京拠点のDJ/プロデューサーTakashi Himeokaが、友人のKyohei Fujimoto、Yugaと共にスタートさせたレーベル兼パーティー。2017年頃からVaseというタイトルのパーティーを都内のヴェニューで続けていた彼らは、3人とも楽曲制作も行っていたことから、自分たちが“phreak(熱狂・興奮)する音楽をリリース / プレイするというコンセプトを掲げ、コレクティブの名前をVaseからPhreakに変えレーベル活動へと発展させた。
レーベル第1弾リリースとなる「Utakata」EPは、Himeokaにとって2017年にWhat Now Becomes LTDから発表した「Theo」以来となるソロレコード(彼は同年、スイスのレーベルSagaからRomarとのスプリット12インチもリリースしている)。今作はフランスの作家Boris Vianによる小説『うたかたの日々』から着想を得たとのことで、エレクトロやブレイクビーツの要素を取り入れたテクノトラック4曲のタイトルは、各々の曲のイメージを小説の登場人物やアイテムを重ねて付けたという。Himeokaは2014年のデビュー作に「Tamayura(たまゆら)」というタイトルを付けており、これは“ほんの少しの間”という意味の古語にちなんでいる。“うたかた”もまた、“儚く消えゆくもの”という似た意味があり、「初作と同じ意味合いを持つ四文字の古語をタイトルにつけることで、自分のキャリアの第二のスタートのようなことも表せるなと思い」、今作のタイトルを決めたと本人はコメントしてくれた。
尚、パーティーとしては、Phreakにタイトルを変えてから初のイベントを今年5月に渋谷Icon Loungeで開催しており、次のパーティーは年明け頃を予定しているという。
EPのオープニングトラック“Cooctail Piano”のプレビューは以下で視聴可能。
Tracklist
A1. Cooktail Piano
A2. Colin
B1. Chloe
B2. Water Lily In The Lung
「Utakata」は、Phreakより2019年9月の発売予定。