モジュラー機材をインタラクティブに操作可能なAbletonの新Pack、CV Toolsが登場

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    Thu, May 9, 2019, 05:31
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    Resident Advisor
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  • コンピューターとモジュラーシステムの間でCV信号の送受信が可能な10種類のMax for Liveデバイスのセットがまもなくリリース。
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  • Abletonが、Live 10 Suite向けの新PackとしてCV Toolsをリリースする。 CV Toolsは互換性のあるDCカップリングのオーディオインターフェースを使い、モジュラー機材やその他のCV対応機材とAbleton Live 10の間でCV信号の送受信とモジュレーションを行う。収録されるデバイスのうちRotating Rhythm GeneratorとCV UtilityはMIDIとも連動するため、Live内のほかにCV非対応の機材を用いるハードウェアのセットアップでもモジュラースタイルの操作が可能。CV Clock Inではモジュラー機材からLiveのテンポが操作できる。CV Instrumentは、MIDIを備えたモジュラー機材の操作を可能にし、柔軟なモジュレーションとボイシングのオプションのほか、オシレーター用にセント単位の精度でチューニングする機能も搭載している。そしてCV Utilityはオートメーションを使ってLiveからモジュラー機材を操作し、複数のオートメーションの形状を追加/融合/変形できるほか、音声のようにCV信号の処理を行う。 現在、CV Toolsは一般向けにベータ版を公開しており、こちらからダウンロード可能となっている。 Live 10 Suiteの所有者は無償で利用可能なほか、ベータテスト期間後は、Live 10 Suiteの所有者か、Live 10 StandardとMax for Liveの両方の所有者は、CV Toolsを無料で利用できるようになる。尚、CV Toolsの開発は、Skinnerboxと共同でAbletonが行なっている。 CV Toolsのプロモーション動画は以下でチェック。
RA