Pioneer DJがマルチトラックシーケンサーSQUIDを発表

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    Thu, Apr 25, 2019, 05:36
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    Resident Advisor
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  • 豊富な接続端子を搭載したTORAIZシリーズの第3弾モデルが明日4月26日に発売。
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  • Pioneer DJが、TORAIZシリーズの最新作として16トラックのハードウェアシーケンサーSQUIDをリリースする。 「新しい音が次々と生まれるインスピレーションツール」というコンセプトを基にしたTORAIZシリーズでは、これまでにスタンドアロン型サンプラーSP-16とモノフォニックアナログシンセサイザーAS-1の2機種が発売されている。その第3弾となるSQUID("SeQUencer Inspirational Device"の略)は、16のインストゥルメントを一度にシーケンスすることができ、スタジオやライブセットアップでは中心コントローラーとして機能する。モジュラーシンセサイザーとの同期演奏を可能にする2系統のCV/GATE出力端子やCLOCK入出力端子、ヴィンテージシンセサイザーやリズムマシンとの同期演奏を可能にするDIN SYNC入出力端子、DAWソフトウェアや電子楽器との同期演奏が可能なUSB B端子とMIDI端子などを搭載したSQUIDは、1つのインターフェースで様々な時代のインストゥルメントを操作することが可能なコントローラーだ。 マルチカラーLEDを採用した16個のラバーパッドは独立したモードボタンによって機能を瞬時に切り替えることができ、シーケンスパターンのステップ入力や、鍵盤としてリアルタイム演奏が可能。単音のフレーズを和音のフレーズにすることができるハーモナイザーや、新しいパターンを生成するランダマイザーなど、多彩なシーケンス機能を組み合わせることで、直感的で素早いフレーズ作りを実現。そして、16パッド上のシーケンスパターンの再生方向を変更することで新しいフレーズを生み出せるランニングダイレクションや、再生速度に周期的な変化を加えるスピードモジュレーション、そしてPioneerが「スライダー操作によってトリガータイミングをリアルタイムに変化させ、自分だけのグルーヴ感を生み出すことができる業界初の」機能と説明するグルーヴベンドといった演奏機能を搭載している。 その他の機能や特徴については、Pioneer DJのウェブサイトを参照してほしい。 TORAIZ SP-16のレビューはこちらからチェック。 以下はSQUIDのウォークスルー動画。
    Pioneer DJは、SQUIDIを2019年4月26日に発売。
RA