Published
Mon, Feb 25, 2019, 08:20
- Jelinek主宰のレーベルFaiticheから4月発売。
Jan JelinekとASUNAの共作アルバム『Signals Bulletin』がFaiticheからリリースされる。
本作はベルリン拠点の音楽家Jan Jelinekと、1999年から音楽制作を続ける日本人サウンドアーティストASUNAによる初のコラボレーション作品となる。プレスリリースによると2人が初めて会ったのは金沢21世紀美術館で、そこでASUNAのオルガンドローンのパフォーマンスを見たJelinekはすぐにコラボレートしたいと思ったという。それから6年、計5回のミーティングを重ねて『Signals Bulletin』が完成した。ベルリン、京都、金沢でたびたびレコーディングされた即興演奏とコンポジションの双方を含む内容となる。"Asunaのプリペアド・オルガンによるドローンにJelinekの脈打つモジュラーシンセサイザー、フィールドレコーディングのループが融合し、倍音の弧が広がる高密度なスーパークラスターが創られている"とのこと。ヴァイナルでのリリースで、アートワークにはASUNAが長年コレクションしている文房具店などの試し書き用紙がフィーチャーされている。
昨年Faiticheからは、John CageやYoko Ono、Lady Gagaといった著名人のインタビューのサンプルが使用されたアルバム『Zwischen』が発表されており、本作はそれに続くリリースとなる。
2017年に掲載したJan Jelinekの特集記事はこちら。
収録曲"Relief, pt.1"は以下で試聴可能。
Tracklist
1. Relief, Pt.1
2. Pulsating Primary Structure
3. Fountain
4. How A Spiral Works
5. Blinking Of Countless Lines
『Signals Bulletin』はFaiticheより2019年4月5日発売予定。
Photo: Takehito Goto