AbletonがLive 10.1を発表

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    Thu, Feb 7, 2019, 03:50
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    Resident Advisor
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  • 今回のアップデートでは新デバイスと操作性向上をフィーチャー、現在ベータテストを実施中。
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  • Ableton Liveがまもなくアップデートされる。 一般公開に先駆け現在ベータ版に反映されている新バージョンは、操作性向上と新デバイスをフィーチャーしている。Live 10に追加されたWavetableは今回、ユーザー自身が作成したウェーブに対応。つまりウェーブテーブルやランダムサンプルとしてプラグインに自分のサウンドを取り込めるようになった。また、Channel EQと呼ばれる3バンドのイコライザーを新たに搭載し、さまざまな音声素材に合わせてカーブとゲインレンジを柔軟に変えることが可能だ。昔からあるLiveデバイスのSimple DelayとPing Pong Delayは、ひとつのエフェクトデバイス「Delay」として組み合わされ、ピッチ作用を変更する3つの異なるモードが搭載された。 Live 10の操作性の見直しに続いて、10.1ではオートメーション機能がさらに微調整されている。形状を選ぶパレットが搭載され、ストレッチや傾斜の適用や、数字キーを使った値の入力も可能になるほか、セッションビューでクリップのモジュレーション操作にアクセスしやすくなる。さらに、ズームとスクロールの操作性が向上し、詳細ビューと編集画面全体の切り替えを効率的なショートカットキーですばやく行えるようになった他、指先のピンチ操作でズームも可能だ。その他の改良点として、VST3プラグインへの対応、またサイドチェインを含むトラックのフリーズが可能になった。 Ableton 10の全ユーザーは無料でアップデート可能だ。正式なリリース日は明らかになっていないが、Abletonによると最終バージョンは"まもなく”とのこと。新機能、改良点の全詳細リストは、Abletonのウェブサイトで確認することができる。 以下は、Ableton 10.1のプロモ映像。
RA