Akaiが初のFL Studio専用ハードウェアコントローラーを発表

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    Mon, Oct 1, 2018, 07:30
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  • Akai Fireは199米ドル(約2万3千円)で発売予定。
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  • Akaiが、FL Studio専用ハードウェアコントローラーAkai Fireを発表する。 Akai Fireは、FL Studio専用品としてデザインされた初のハードウェアインターフェイスで、ビート・サウンド・トラック作成のスピードアップを目指して開発された。4列 x 16個のベロシティセンシティブなパッドは、FL Studioのステップシーケンサーと対応し、複数のトラックを使ったリズムを手動の操作で素早く組み立てることができる。メロディやベースラインを作る際には、パッドをキーボード機能に切り替えることができ、またリアルタイムレコーディングでのドラムパッドとしても使用可能。また、MIDIやオーディオクリップに接続し、ライブパフォーマンスで使用したり、その場でのトラックの再構築をすることもできる。 サウンドを再生したり止めたりする上記ボタン類に加え、サンプル音源やプラグイン、プロジェクトファイルを検索・呼び出しするためのブラウザ機能も。4つのロータリーエンコーダーでは、音量やパン、EQなどのパラメーターを操作することができる(エンコーダーを切り替えることで、ユーザーが指定したパラメーターをコントロール可能)。また、1度に最大4台のAkai Fireを接続し、8 x 32のグリッドマトリクスに拡張することもできる。本製品にはFL Studio Fruity Fireエディションが付属するので、音楽の作曲と制作に必要なツールが全て揃うこととなる。 Akai Fireは、FL Studioの最新ソフトFL Studio 20に対応。FL Studio 20は、同シリーズとしては初めて、WindowsとMac両方で使用することができるソフトとなっている。AkaiはこれまでにAbleton用コントローラーAPC40や、同社と共同開発したコントローラーPushを発表している。 Akai Fireの紹介ビデオは以下から視聴可能。
    Akai Fireは199米ドル(約2万3千円)で発売予定。国内での発売予定日は現在未定となっている。
RA