The Labyrinthが来年から開催地を変更

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  • 新潟県苗場での開催は、その地で10回目を迎える今年が最後となる。
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  • 日本の野外フェスティバルThe Labyrinthが、新潟県苗場での開催を今年で最後にするとオフィシャルサイトにて発表した。 2001年に長野県和田峠にて野外パーティーとしてスタートしたThe Labyrinthは、翌年から2年間を群馬県奈良俣で、その後の5年間を川場キャンプ場で開催。そして2009年に現在の新潟県苗場に会場を移し、同地での開催は今年で10回目を迎える。 音楽的には、第一回目はトランス色の強いラインナップだったが、プログレッシブ、テックハウスに傾倒し、次第にディープテクノへとシフトしていく。特に2004年から2008年の会場となった川場は、常連のDJが登場し始めたり、オーディエンスからの人気を不動のモノへとしていくなど、独自の音楽性やスタイルを確立していく一時代を迎えた場所であり、聖地と呼ばれていた(現在のレジデントであるDonato Dozzyの初登場は2007年、Peter Van Hoesenは2008年)。そして現在の苗場に移り、その独自性を最大限に表現し続けて来た。 来年の開催地の変更の理由について主催のMindgamesは、「将来に向けて今一度創造力を膨らませ、新しいチャレンジを続けるべく、苗場での開催を今回で最終回とさせて頂きます」と言及している。 さらにこう続けている。「和田峠、奈良俣、川場、苗場と、どの会場にもそれぞれの良さがあり、18年に渡るラビリンスの歴史の一部です。年々進化しつつ、常に最先端のものを表現しようと試みていますが、現在の姿もこの引き継がれて来た長い歴史の上に成り立ってます––10年という節目を迎え、新たな場所でまた新たな歴史を作るべく、意志を持ってラビリンスをまたひとつ前に進めて行きたいと考えております」 今年のThe Labyrinthは9月22日〜24日に開催。初の試みとしてラインナップの事前発表は控えている

RA