Published
Mon, May 21, 2018, 03:30
- ドイツの政党AfDが5月27日に行うデモ行進を妨害するため、何十ものクラブが団結。
ベルリンのクラブ／パーティー業界で作られた左翼団体Reclaim Club Cultureが、5月27日に行われる極右団体のデモ行進の最中に抗議レイヴを実施する。
この日行われるデモ行進は、ドイツの政党Alternative für Deutschland（AfD、ドイツのための選択肢）が1万人以上を動員してドイツ各地で行うもので、ここ近年行われた極右の政治集会としては最大規模のものとなる。
このデモに対しては、多くのカウンター（対抗）抗議活動が企画されており、Reclaim Club Cultureが日中に行うデモもその一つ。ベルリンのミッテ地区の中心部に何十ものクラブやパーティーの代表者たちが集い、サウンドシステムを持ち込み、ポジティブなメッセージを発信する。://about blank、Prince Charles、OHM、Sisyphos、Tresorといったヴェニューが参加する。
匿名の情報元はResident Advisorに対し「ベルリンのクラブシーンが打ち出しているもの全てに対する、極右からの度重なる圧力を容認し続けることはできない。5月27日の彼らのデモ行進を音楽による抗議デモで潰すため、皆に集まってほしい」と語った。
つい先日には、ジョージアのトビリシにある2つのクラブ、BassianiとCafé Galleryが武装警官による暴力的な強制捜査を受け、それに対する抗議レイヴに数千人が参加した。こちらについてはRAの記事を確認してほしい。
Photo credit: Al Jazeera
