Published
Thu, Mar 8, 2018, 02:00
- フランスの電子楽器メーカーから、人気モデルBraidsの後継機が登場。
フランスの電子楽器メーカーMutable Instrumentsが新たなモジュール製品Plaitsを発表した。
同社のEurorack モジュールBraidsは、近年新たに発表されたモジュラーシンセの中では高い人気を誇る製品として知られている。Plaitsは後継機でありながらも、Braidsとは異なる新しいソフトウェアとハードウェアデザインで、スクリーンやメニューシステムがなく、Braidsで隠れ機能として搭載されていた分のsynthesisモードは搭載されていない。
同社の発表によると、Plaitsは前機種のBraidsに比べて、音そのものにフォーカスした製品とのこと。「Plaitsは、CV入力と3つのTimber型パラメーターによって直感的な操作が可能な製品で、”1つのモデルにつき1つのシンセ”という理想的な形により近づいている。Blaidsは細分化されたサウンドで作られた島のような状態であり、音の複合体といえるだろう」
Plaitsには、24調のオシレーター、2オペレーターのFM、コードジェネレーター、Karplus-Strongシンセ、アナログドラムエミュレーター各種など、音階楽器サウンドと打楽器サウンド用にそれぞれ8種類のsynthesisモードが搭載されている(スペックの全リストはこちらから閲覧できる)。また、キレのあるパーカッション音を作ることができるバーチャルローパスゲートも搭載されている。
DivKidによるPlaitsのデモビデオは以下から視聴可能。
Mutable InstrumentsのPlaitsは来週から、229ユーロ(約3万円)で発売予定。