“倫理的”ストリーミングサイトResonateが100万米ドル(約1億565万円)の投資を受ける

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    Wed, Mar 7, 2018, 07:30
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  • アメリカ・シアトルの仮想通貨ファンドReflective Venturesが資本注入。
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  • ドイツ・ベルリン拠点の“倫理的”ストリーミングプラットフォームResonateが、仮想通貨ファンドReflective Venturesから100万米ドルの投資を受けた。 この資本注入は、Resonateが目指す「ブロックチェーンベースによりコミュニティが運営する、透明性が高いストリーミングサービス、”倫理的”なデジタル音楽配信」という目標を後押しするものとなる。Reflective Venturesは、アメリカ・シアトルを拠点とする事業共同体RChainによる投資事業で、RChainのブロックチェーンは分散的なソーシャルネットワークの構築に最適化されたものとして知られている。RChainはResonateの独自トークン(代用通貨)を開発することで、同サービスを支援するとしており、これにより、ファンとアーティストをつなぐ新しいサービスが生まれることが期待されている。この独自トークンのサービスは2019年の第一四半期に実装される予定だ。 Spotifyなどのストリーミング大手が、多くのアーティスト側にとっては利益の少ない事業モデルを追求している中、Resonateはクリエーターのニーズを最優先することで「ストリーミング界のBandcamp」を目指していると発表している。同サービスには現在、Planet Mu、Halcyon Veil、RVNG Intl.といったレーベルが参加している。 Resonateの取締役員Mat Dryhurstが出演したRA Exchangeは以下から聴くことができる。
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