Discogs売上トップにMidori Takada、イタリアンハウスコンピ、The Other People Placeがランクイン

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  • 同サイトが2017年度の年次報告書を公開。データベースへの新規登録数も130万リリース分追加された。
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  • オンラインでのレコードのハブとして知られるアメリカのサイトDiscogsが、2017年度の年次報告書を公開した。 Discogsはこれまで以上に力をつけ、引き続き成長中だ。同サイトの発表によると、2017年度の売り上げは1千万枚以上で、2016年の売り上げ約830万枚と比べて20.42%増加した。例年通りレコードが一番人気のフォーマットで約750万枚近くを売り上げたが、一番売り上げが伸びたのはカセットテープだ。2016年の売り上げ約12万6千本に対し、2017年は約16万3千本で、およそ29.5%も増加した。 エレクトロニックミュージック作品全体の売り上げは微増で3%弱に留まったが、トップアルバムセールスのリストには、Midori Takadaの『Through The Looking Glass』が2位、Young Marcoがキュレーションしたコンピレーション 『Welcome To Paradise Vol. II: Italian Dream House 89-93』が4位、The Other People Placeの『Lifestyles Of The Laptop Café』が9位にそれぞれランクインし、エレクトロニックミュージック/エクスペリメンタルのファンには目が離せない結果となった(1位はRadioheadの『OK Computer』デラックスエディション)。 Discogsのユーザー構築型データベースの収録量は昨年度に比べて4.2%増え、130万リリース超の情報が追加された。現在、Discogsには950万リリース超の情報が収録されていて、そのうち約390万アイテムがマーケットプレイスで販売されている。 年次報告書はDiscogsのブログから読むことができる。 RAでは昨年、Discogsで売買されてきた最も高額なダンスフロア・レコードについて探った特集を掲載している。
RA