Published
Wed, Jan 24, 2018, 04:03
- ルーパー、フレーズサンプラー、オシレーターとしても使える新製品が登場。
アメリカのエフェクターメーカーStrymonが、同社初のEurorackモジュール製品となるMagnetoを発表した。
Magnetoは、同社のエフェクターがモジュラー好きのコミュニティの中で好評なことを受けて作られた新製品だ。モジュラーのトーンを拡張したり、味付けをするために、シグナルチェーンの最後に同社のペダル(フットスイッチ)型エフェクターが置かれている様子を見かけることは大変多い。今回発表された新製品Magnetoには、信号を増幅するテープ・サチュレーション、スプリング・リバーブ、ルーパー、クロック・ディバイダーが搭載され、両方のテープヘッドをピッチシフターに変えるSHIFTモードでは、幾つものレイヤーが重なったような、リズミックなコードを生成することができる。
短いディレイが高レベルのフィードバックとミックスされることで、モジュールがオシレーターに変化し、15種類から選べるクォンタイズされたスケールにピッチさせることができる。短いフレーズをサンプリングし、CVシグナルでコントロールしてプレイバックしたり、シグナルを反転させて音全体にスクラブさせるなど、多くの使い方がある。価格についてはまだ発表されていないが、発売日は近日発表とのこと。
Strymonはこれまで、TimeLineやBigSkyなどのハイエンドなエフェクターでよく知られてきたメーカーだ。
Magnetoのプロモビデオは以下から試聴可能。
Strymonの新製品Magnetoは近日発売予定。