Published
Wed, Jan 24, 2018, 07:48
- 同社のミキサーとの連携によって録音からプロモーションまでが実現可能なiOSアプリが登場。
Pioneer DJが、DJ向け録音アプリケーションのDJM-RECをリリースした。
昨日1月23日にApp Storeにて発売された同アプリは、同社のDJM-TOUR1、DJM-900NXS2、DJM-750MK2、DJM-450といったデジタルセンドリターン機能のついたミキサーと、USBケーブル1本で接続することが可能だ。アプリからミキサー内部のリミッター処理を制御できる為、デジタルクリップの発生を緩和することができる。また、DJMシリーズのフェーダー位置などを検出し、楽曲の切り替わりタイミングをタイムスタンプ情報として記録。タイムスタンプごとにトラック情報を編集できるので、トラックリストの作成も容易だ。Loudness処理を施すことでミックス音源の音圧を上げることができ、Sub Bass処理では入力信号に基づいて新たな低域信号を合成するので、低域の信号レベルを上げるだけでは得られないパワフルな重低音を強化することができる。
DJM-RECでは、DJミックスをYouTube、Facebook Live、Periscope、Instagram、Snapchatといったライブ配信サービスを介してリアルタイムにプロモーションすることが可能なほか、Mixcloud、Dropboxなどのクラウドサービスにも簡単に音源をアップロードすることができる。
DJM-RECは現在、30日間無料で全機能を試用することができ、試用期間終了後も有料版にアップグレードすることで継続利用可能だ。ダウンロードはApp Storeから。