MonolakeことRobert Henkeが新オーディオビジュアルアンサンブルプロジェクトFrom Within...を発表

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  • コンポーザーMarko NikodijevicとオーケストラEnsemble InterContemporainとタッグを組み、6月にパリで初演を迎える。
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  • Robert Henkeが、「巨大なアンサンブルと、コンピュターで作られたサウンドとライト」から成る新たなコラボレーションプロジェクト、From Within…の詳細を本日発表した。2018年6月にパリにてワールドプレミアを行う。 Monolakeとしても知られる多大な影響力を持つアーティスト/プロデューサーのHenkeによる新プロジェクト、From Within…は、これまで彼が取り組んできた中でもっとも大掛かりなパフォーマンスへの試みかもしれない。デジタルテクノロジーを専門とするセルビアのコンポーザーMarko Nikodijevicと、パリに拠点を置く世界的に有名な現代音楽に特化したオーケストラEnsemble InterContemporainとのコラボレーションで、音楽と科学イノベーションを結びつけることに献身するフランスの公式機関IRCAMと、d&b audiotechnikがサポートで入る。 Henkeのウェブサイトの発表内容によると、このプロジェクトは ”アンサンブルの現代的な作品に、最新のコンピューターミュージックによる豊かで生々しい、正確なパワーを融合”しており、さらにLEDライティング装置をフィーチャーするという。”エレクトロニックサウンドと生楽器の豊かな世界観を、美しく、切り離すことのできない、完全に一体化したひとつの状態へと融合します… ライトとその動きは、緻密で正確な作曲における音響パートと同じ比重で取り扱います。” From Within…の初演は、IRCAM主催のフェスティバルManiFeste 2018の一環として6月8日(金)にパリのCité de la Musiqueにて行われる。参加者は、パフォーマンスの前にHenkeとNikodijevicの2人に会うことが可能だ。 Henkeは長い間オーディオ・ビジュアルへの取り組みに関与してきた。ここ2、3年はLumièreレーザーショーで世界中をツアーしていたほか、ロンドンで開催されたKarl Heinz Stockhausenのコンポジション「Cosmic Pulses」のパフォーマンスでレーザープログラミングを行っていた。
RA