Sónarが25周年を記念し、音楽を宇宙空間へ送信

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  • 同プロジェクトにはAutechre、Carsten Nicolai、Nina Kraviz、Fatima Al Qadiriといったアーティストが参加
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  • バルセロナのフェスティバルSónarが2018年で25周年を迎え、その記念企画の一環として、地球から12.4光年離れた惑星GJ 237bに向けた恒星間音楽放送を行う。 本プロジェクトSónar Calling GJ 237bは、人間が居住可能かもしれない太陽系外惑星と通信する、史上初の試みと謳われている。ルイテン星とも呼ばれるGJ 237bは、地球上で25年以内に応答を受信できる可能性があることから今回選ばれた。プロジェクトの鍵を握るのは、ノルウェー・トロムソ近郊にあるEuropean Incoherent Scatter Scientific Association(EISCAT科学協会)のアンテナから、2回に分けて送信される信号だ。第1回目は先月既に送信されて降り、2回目は来年4月に予定している。同プロジェクトをコアテーマとするフェスティバル本体は、6月14日から16日にかけて開催される。 Sónar Calling GJ 237bの為に書き下ろし楽曲を提供したのは、Autechre, Carsten Nicolai (AKA Alva Noto), Nina Kraviz, Kerri Chandler, Matmos, Laurent Garnier, Fatima Al Qadiri, Soichi TeradaそしてKate Tempestを含む計33組のアーティスト。Sónarは楽曲の一般公募も行なっており、4月の送信には一般ユーザーによる作品を最低3曲、追加するという。 本プロジェクトは、同フェスティバルとカタルーニャ宇宙研究所(IEEC)、そしてサンフランシスコのMETI Internationalとのパートナーシップによって実現した。 その他の詳細は、Sónar Calling GJ 237bの特設サイトよりチェック。 Sónar Festival 2018の第1弾出演アーティストは、近日発表予定。
RA