Published
Tue, Sep 12, 2017, 03:22
- 「これはヘイト・クライムです」と、DJの弁護士がコメント。
サンフランシスコ拠点のDJ/アーティストであり、LGBTQアクティビストであるBubblesが、土曜日の未明にサンフランシスコのテンダーロイン地区で殺されていたことが分かった。
San Francisco Examinerの記事によると、BubblesことAnthony Torresは、彼女が時折DJを行っていたレコードストアRS94109の近所にあるストリップクラブの外で、午前3時頃射殺されたという。Torresは、この街のアンダーグラウンド・ダンスミュージック・シーンで有名な人物だった。
「これはヘイト・クライムです」と、Torresの代理人であるJim Reillyはコメントしている。「トランスジェンダーのアクティビストが彼らが拠点とする通りで射殺されるなど、決して許されることではありません。」
RS94109の運営に携わるレーベルDark EntriesのボスJosh Cheonは、Facebookへの投稿の中でTorresの死について次のように綴っている。「Anthony Brian Torresが昨晩射殺されました。そこは、よく彼女がRS94109の外にポータブルDJブースを組んでパフォーマンスしていたのと同じテンダーロインのエリアでした。」
「幸運にも生前のBubblesに会ったことのある人ならば、きっと彼女のことは忘れないでしょう。あらゆる意味で、真のアーティストでした」と、Cheonは続ける。「彼女は常に、とてもポジティブなエネルギーでいっぱいで、新しいファッションラインをローンチすることや、Severed HeadsのB面を見つけたこと、アンダーグラウンドなスペースでパーティーを開くことなんかを、一度の会話でとてもワクワクした様子で話すような人でした。サンフランシスコは、かけがいのない人を失ってしまいました。」