WeTransferがSoundCloudの元従業員に1万ドルの助成金を提供

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  • ファイル共有サービスを提供する会社の代表、音楽テクノロジー分野の発展への貢献を目的に支援を決定。
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  • 先日解雇処分を受けたSoundCloudの元職員が、新たな音楽テクノロジー開発の為にWeTransferに1万ドルの助成金を申請することができるようになった。 WeTransferのDamian Bradfield社長は、Mediumへの投稿の中でプログラムの実施を明らかにした。彼は、SoundCloudの本拠地であるベルリンで開催されたTech Open Air Conferenceの期間中に今回のアイディアを思いついたという。 カンファレンスでの彼のトークは、SoundCloud代表のAlex Ljungと、従業員の40%に当たる173人の解雇の後の、同社の差し迫った財政状況について報じたメディアTechCrunchのMike Butcherの2人へのインタビューに先立って行われた。 Ljungへのインタビューの間、Bradfieldは発見の瞬間を迎えた。 「彼ら1人1人が1万ドルを提供され、就職するのを止めたらどうなるだろうか?」と、Bradfieldは綴っている。「そこから離れ、何かを始める。どんなことであろうと、音楽の新たな未来の為に働くのです。」 2014年以降収益を上げているWeTransferは、現在SoundCloudの元職員に対し、職探しをする代わりに新たなアイディアの開発に集中する為の機会を提供している。申請の締め切りは2017年8月21日。プログラムに関するメールは、解雇された職員全員に送信された(彼らの個人情報は公開スプレッドシートにリストアップされている)。 FAQsとSoundCloudの元従業員に送信されたメールはこちらでチェック。
RA