ソウルのクラブMystikが7月で閉店することが明らかとなった。
閉店のニュースは昨晩突如、MystikのFacebookページへの投稿の中で発表された。閉店の理由については触れられていないが、7月には"Good Night Mystik"と題したクロージングイベントを計3回開催するとのこと。1日(土)はBerghainのレジデントBoris、15日(土)はOviductやDJ Moritz、Seongsooらレジデント陣、そして最終日となる22日(土)にはUKのベテランA Guy Called Geraldが出演する。そのほか、Thilo Dietrich、S.O.N.S、Omarといったアーティストが、クローズまでの間にラインナップされている。
2011年、Steven Kwakとその仲間たちの手によってソウルのイテウォン地区にオープンしたキャパシティ170人のMystikは、近年成長を遂げているこの街のアンダーグラウンドなクラブシーンの中心的存在だ。RAでは2016年11月に、In Residenceシリーズとして同ヴェニューで計4回のパーティーを開催。クラブは前述の3名に加え、Magico.、Antwork、Cy NicoといったレジデントDJを抱えるほか、日本のDJ MasdaやKABUTO、Haruka、Junki Inoueなどを含む国内外のアクトを招聘してきた。
以下はFacebookに投稿されたMystikのステートメント全文。親愛なる友人たちへ
2017年7月をもって、Mystikを閉店することを今日正式に発表します。5年以上の歴史の中で、僕たちはベストを尽くし、信念を持ち、皆さんをダンスフロアで笑顔にしてこれたと誇りを持って言えます。皆さんの音楽への情熱は、僕たちにとって最高のサポートとなりました。毎週末皆さんとダンスすることができて、本当に光栄でした。最後の1ヶ月間で皆さんにお会いできますように。全てのサポートと愛に感謝します。
Mystikのストーリーを、関係者のインタビューや写真、音源などで紹介した特集記事RA In Residence: Mystikを、今一度チェックしてみてほしい。