Published
Tue, Nov 15, 2016, 03:20
- SwansやThe NecksのメンバーをフィーチャーしたLPが、まもなくRoom40からリリース。
Lawrence Englishの次作LP『Cruel Optimism』が、2017年2月にリリースされる。
オーストリア出身のアンビエント/エクスペリメンタルプロデューサーであるLawrence Englishは、新作アルバムを自身のレーベルRoom40から発表。同レーベルから自分の作品を出すのは2014年のフルレングス『Wilderness Of Mirrors』ぶりとなる。本作は、アメリカの理論家でありシカゴ大学の教授Lauren Berlantによる2011年の著書が発端となっており、タイトルも同書から取られている。
Englishは『Cruel Optimism』について、「パワー(存在するものとしないもの)について考察した作品」だと言う。中東の難民危機、人種、ジェンダーと性の不平等、イギリスのEU離脱やアメリカの選挙サイクルなど、多くの主要問題を指摘しつつ、「それらの課題に対するメディテーションと、深刻な将来に向けての励まし」だと本作を表現。
『Cruel Optimism』ではコラボレーションが多く行われており、収録曲10トラックのうち、各トラックで少なくとも一組のコントリビューターが参加。The NecksのTony BuckとChris Abrahamsから、SwansのメンバーであるNorman WestbergとThor Harris、そしてアンサンブルグループThe Australian Voicesまでが名を連ねている。
Tracklist
01. Hard Rain
02. The Quietest Shore
03. Hammering A Screw
04. Crow
05. Requiem For A Reaper Pillar Of Cloud
06. Exquisite Human Microphone
07. Object Of Projection
08. Negative Drone
09. Somnambulist
10. Moribund Territories
『Cruel Optimism』は、Room40より2016年2月17日発売予定。