Published
Mon, Oct 3, 2016, 02:41
- 1976年から続く3部作の最終章として、全7曲収録のLPが12月にリリース。
Jean-Michel Jarreのニューアルバム『Oxygène 3』が12月に発売される。
全7曲収録の今作は、フランス出身のベテランアーティストJean-Michel Jarreの1976発表のデビューアルバムから続く3部作『Oxygène』シリーズの最終章となる。(第2章の『Oxygène 7–13』は、そこから20年後の1997年に発表された。)Jarre本人によると、6週間で完成させた新作のインスピレーションは、数年前に多くのコラボレーターをフィーチャーした前作『Electronica Vol 2: The Heart Of Noise』を録音していた時に生まれたとのこと。同作は今年5月にリリースされており、『Oxygène 3』はJarreにとって2016年2枚目のフルレングスとなる。
「アニバーサリーを大切にしているというわけではない」と、Jarreはコメントしている。「だが2年前に『Electronica』を録音していた時、ある曲("Oxygene 19")を作っていて、今『Oxygène』を作ったらどうだろうと思った。最初の『Oxygène』が当時特別だった理由は、おそらくミニマリストな要素と、ほとんどドラムを使っていなかったからだ。このアプローチはキープしたかった。主にシーケンスでグルーヴを作り、ストラクチャーはメロディーだけで作るんだ。最初の『Oxygène』は8トラックテープレコーダーとほんの少しの楽器で録音したから、ミニマリストであらざるを得なかった。『Oxygène 3』でもこのミニマリストなアプローチをキープするように心がけたよ。」
アルバムのアートワークは、『Oxygène』1作目でお馴染みの髑髏のイメージを手がけたフランス人ヴィジュアルアーティスト、Michel Grangerが再び担当した。『Oxygène 3』はヴァイナル、CDでの発売。更に、シリーズ全作品のCD、ヴァイナル、豪華大型ブックレットが付属したボックスセットがリリース予定だ。
Tracklist
01. Part 14
02. Part 15
03. Part 16
04. Part 17
05. Part 18
06. Part 19
07. Part 20
『Oxygène 3』は、2016年12月3日の発売予定。