2011年に死去した日本人ミュージシャンの代表作が、2枚組LPとなって11月に発売。

広島県出身の音楽家Rei Harakamiは、1990年代後半よりSublime Recordsのアーティストとして活動を開始し、RolandのSC-88Proを使用した美しく浮遊感のあるサウンドで多くのファンを魅了してきたが、彼は2011年7月、脳出血の為40歳の若さで亡くなった。昨年12月、音楽ジャーナリストの原雅明が主宰するレーベルringsが、Harakamiの過去作品計8タイトルを一挙再発。そして今回、その再発シリーズにも含まれていた『lust』の、初のアナログ化が決定した。Harakamiの4作目のオリジナルアルバムである同作は、彼の代表曲である“joy”や、細野晴臣の楽曲をカバーした"owari no kisetsu"など計10曲を収録。再発盤は見開きジャケットの2枚組12インチ、完全限定生産にてリリースされる。
アルバムのダイジェストミックスは以下で試聴可能。
Tracklist
A1. long time
A2. joy
B1. lust
B2. grief & loss
C1. owari no kisetsu
C2. come here go there
C3. after joy
D1. last night
D2. approach
D3. first period
『lust』は、ringsより2016年11月3日の発売予定。